> 大正の頃の男性の衣装

大正の頃の男性の衣装

江戸時代が終わり、明治になると、 明治政府は欧化政策を取って、宮中での洋服着用が推進されました。

また、警官や鉄道員、郵便配達人、教員などの服装も西洋化となり、 洋服は庶民の間にも、広く知られるようになりました。

大正時代になると、 男性は公の場では洋服を着用する者が増えたようですが、そんな人たちも自宅へ戻ると、和服に着替えて過ごしたそうです。

大正の日常生活の場では、洋服と和服の人たちが、入り交じっていたようですが、写真を見る限りでは、まだ着物姿の人の方が、多いようです。

※左の写真の男性が着流し。右の二人は洋服で、左から鳥打帽、山高帽。
※大正末期 全国中等学校野球大会の速報板に見入る人々。
※大正末期 北条の製材所の人々と子供たち。